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波の誕生からブレイク

波のサイズ

波の性質
普段波を予想するのに気象庁の「沿岸の波浪予想図」や「imoc」等を活用するのですが、実際に海に行って自分の予想よりもサイズが大きく嬉しい誤算や逆に小さいなんて悲しい事もあると思います。
「 imoc○○色なのにさ~」とか「波は何メートルなのに…」とか思う事があると思います…
それは、波高だけでなく周期や波長が大きく関係しています。
自分は物理学等はわからない、単なるサーファーですので内容は個人的な見解も含みます。
はじめに…
「沿岸波浪予想図」とimocの事を少し説明します。
まずimocは視覚的に波の発生地点や波向、波高を知るのには非常に優れているのですが、波の周期がわかりません。
そこで気象庁の「沿岸波浪予想図」を活用します。沿岸波浪予想図には波高に次ぐ重要な要素である周期を知る事ができます。
波のブレイク
波の誕生からブレイク」でも説明していますが、水深が波長の1/2から波長が短くなり波高が高くなります、最終的に波高が波長の1/7になるとブレイクし始めます。
例えば海底がなだらかな遠浅の地形に周期6秒、波長56m、波高1.5mのうねりがサーフポイントに向かっているとします。このうねりは水深28mから波長が短くなってきます。そして更に進み水深が10mのところに来ると波長は短く変化してきます。
水深が浅くなるほど急激に波長が短くなってきます。そして波高が高くなってきます。
実際は様々な要因でブレイクする時の波高は変わりますが計算では水深2m位で1.7m~1.8mの波がブレイクします。
ブレイクと波長
さっきから波長と言っていますが「沿岸波浪予想図」には周期が出ています。周期は1つの波の秒数であり長さではありません。
周期6秒の波は波長が約56m、周期9秒の波は波長が約126mとなります。
波長=(周期)*(周期)*1.56で波長が求められます。
下の表は海底がなだらかな遠浅の地形で沿岸部の波高が1.5mの時の周期別のブレイク時の波高の一覧です。同じ波高でも周期が長い程、ブレイクする時の波高が高いのがわかります。
具体的な計算は触れません。(どうしても知りたい場合は「浅水変形」で検索するとわかるかも…)
そして波長が長いと波が高くなるだけでなく水量豊富なパワーのある波になります。
周期は非常に大切です!!

波高1.5m
周期 ブレイク時の波高 ブレイク時の水深
6秒 1.7m位 2.2m位
9秒 2.2m位 2.7m位
12秒 2.6m位 3.2m位
おまけ
上の表でもわかる通り周期が長い方が基本的に水深の深いアウトでブレイクします。
ブレイクは水深にも密接に関係しているので潮回りにも気を使いましょう。
太平洋では干満の差が1mを超えたりします。それにより、ブレイクしなかったポイントがブレイクしたり、サイズがアップしたりします。逆もありますが…
ポイントや海底の地形によって、満潮時が良かったり干潮時が良かったりしますので観察してみてください。